女性にもあるミドル臭
ミドル臭という言葉を聞いたことがある方はまだ少ないのですが、加齢臭といえば誰もが嫌な臭いを思い浮かべることでしょう。
加齢臭は中年の男性の悩みだと考えている方も多いのですが、実は中年になると女性にもミドル臭と呼ばれる臭いが出てきます。
女性の体臭がきつくなる主な原因は女性ホルモンの減少です。
自分では気が付きにくい体臭ですので、他人に指摘されて始めて恥ずかしい思いをすることもあります。
家族など親しい人でないとなかなか臭いに関する指摘はし難いものですので、ミドル臭という臭いを女性でも発することがあるということを知っておくようにしましょう。
加齢とともに汗をかく機能は衰えていきます。
年を重ねて汗をかきにくくなったと感じることがあるでしょう。
年を重ねてからかく汗は臭いが凝縮されています。
女性ホルモンが減少することにより、汗の中の皮脂量が多くなっていきます。
汗腺から分泌された皮脂を多く含む汗で雑菌が繁殖することによってノネナールという物質が発生し、嫌な臭いを周囲に撒いてしまいます。
また、更年期になると女性は汗をかきやすくなります。
しかし、更年期でかく汗はアンモニアを多く含んでいるとされていますので、アンモニア臭で体臭がきつくなります。
女性のミドル臭は女性ホルモンを減らさないようにしたり、体を若々しく保つことが重要になってきます。
食生活もビタミンを多く含む食べ物を多く食べることをおすすめします。
体の酸化を防ぐことが大切になりますので、フルーツや野菜、ナッツ類などを意識して食べるようにしましょう。
お酒を毎日たくさん飲むような生活をしていると肝機能も低下してきます。
肝機能はストレスなどでも低下してしまう可能性がありますので、ストレスの少ない生活を送ることが求められますが、お酒もミドル臭が気になるようであれば、量を控えるようにしましょう。
また、普段から汗をかきやすい体質にすることが体臭改善に繋がりますので、適度な運動で基礎体温を上げるようにしましょう。